収穫された大麦若葉はその日のうちにトラックで製造工場へ運ばれます。
右の写真は、鮮度が保たれたまま運び込まれた大麦若葉を洗浄コンベアへ運んでいるところです。
大麦若葉はいくつもの工程を経て製品となります。 製造の過程では、独自の製法によって大麦若葉に含まれる栄養成分を壊さずに製品化されています。
(1)洗浄
運ばれてきた大麦若葉は、洗浄コンベアに乗って段階的に丁寧に洗浄されます。
洗浄に使われる水は、地下約150mから汲み上げられた清浄な地下水を利用し、その水温は年間を通じて一定の15℃前後に保たれています。
(2)破砕
洗浄された大麦若葉は、次に細かく破砕します。
(3)搾汁
破砕した大麦若葉は搾汁され、大麦若葉エキスと繊維に分けられます。
これは大麦若葉の繊維はとても硬く、搾汁せずにそのまま青汁にしてしまうと、硬い繊維が人の腸を傷つけてしまう可能性があるためです。
(4)濃縮
搾汁された大麦若葉エキスは次に低温濃縮されます。
高温を加えて濃縮すると、大麦若葉の持つ栄養成分が壊れてしまうため、濃縮は真空状態(気圧が0の状態)を保ちながら低温で水分をとばしていきます。
(5)低温噴霧乾燥
濃縮された大麦若葉エキスは、熱を加えずに栄養成分が生きたまま粉末化します。
高さ18mのスプレイドライタワーから、濃縮エキスを霧状に噴き飛ばします。この時、噴霧と同時に下から瞬間的に風をあて水分のみを蒸発させます。
この製造方法は風の温度や風圧、風量、時間、どの部分においてもわずかな狂いが起きると均一な製品を作り出すことができません。
大麦若葉の青汁そのものの色や味、品質や栄養成分を損なわせずに粉末化する、この「活性保存製法」で、 コダマの大麦若葉の品質は保たれています。
(6)製剤
大麦若葉は天産物なので、収穫の時期や天候により成分にばらつきが生じます。 常に安定した出荷できるようにバランス良く混ぜ合わせ、さらに飲みやすくするために細粒状の製剤にします。
(7)包装
大麦若葉エキスの青汁、分包 粉末化された大麦若葉の青汁は1包づつ包装されます。大麦若葉を育てる土壌作りから、大麦若葉の品質管理、洗浄水や大麦若葉エキスの検査など、 50項目以上の検査による厳正な品質管理体制によって、コダマの大麦若葉の青汁は製品化されています。